第1回 クラシックハートコンサートの内容

第1回 1995年6月27日開催

出演者 高橋香苗(ピアノ演奏)
橋恵理子(ピアノ演奏)
プログラム1 `DOLLY` op.56
「ドリー組曲」 連弾"
  1. Berceuse 子守唄
  2. Mi-a-ou ミ・ア・ウー
  3. Le Pas Espagnol スペインの舞曲(Faure)

ドリーとは、当時フォーレが親しくしていたバルダック家の幼い娘エレーヌの愛称で曲はその誕生日を祝うために毎年一曲づつ作られ進呈されていった。

プログラム2 Ungarische Tanze
「ハンガリー舞曲」 No.1(J. Brahms)

ハンガリーのジプシーの旋律を基礎とした軽快で、はつらつとした舞曲です。 ブラームスによって編曲されたハンガリーの舞曲です。

プログラム3 Intermetto Op. 118 No. I. II
「間奏曲 6つの小品 (No. 1, 2のみ)」(J. Brahms)

間奏曲とは、声楽、器楽をとわず、劇やオペラの幕間に挿入された音楽であり、とくに1番は情熱を秘めた作品であり、男らしさのある力強い曲です。

プログラム4 Annees de Pelerinage (Troisieme annee) IV
Les jeux d' eauxa la villa d' Este"
「エステ荘の噴水」

Liszt リストが一切の演奏活動を断って僧籍に入り、曲の途中(ヨハネの福音書)からの引用が記されている。エステ荘に滞在していた頃、すなわちカロリーヌと法王に結婚を願いだしていた時期に書かれたことになる。水の変態を描いた画期的な作品として、歴史的な評価を高く受けている。 (音楽辞典、CD、解説より引用)

プログラム5 五つの風景
  1. 「陽だまりの中で」
  2. 「山のざわめき」
  3. 「あたらしい季節の訪れ」
  4. 「好きな人のふるさとは」
  5. 「思い出のはじまり」(作曲:篠原 真)

誰でも秒刻みの、あわただしい生活の中にあって、その人だけの忘れられない印象深い風景を持っています。季節や時間を問わず同じ風景でもその頃の人との関わりや心の状態で違って見えたりします。曲をとおして思い浮かべてください。(篠原 真 解説より引用)

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